終わった

[ 2024年3月22日(金) ]

令和6年度第2回庄原市議会定例会が昨日で閉会しました。今回初めての予算議会でしたが、体調不良もありながら、皆様にご迷惑を掛けながらも何とか乗り切ることができました。しかし、考えてみると内容的には荒れ模様でした。

昨日の最終日に新年度予算は可決しましたが、職員の退職が予想以上に多く執行体制は大丈夫かということから、附帯決議が全会一致で可決されました。附帯決議をつけたから何の問題もないということではなく、議会はこれからも予算の執行に対して注視していきますよという、条件付きの可決と言えます。

上野総合公園に整備予定の「子どもたちと多世代の集いの場」事業では減額修正案が提出され採決の結果、修正案賛成6名で否決となりました。皆さんは「何のこと」って思われるでしょうが、予算審査の分科会での議論が足りなかったことが原因です。恐らく、分科会での結論に納得できなかったからの減額修正案提出と想像されます。

その他にも予算審査分科会での議論が足らなかった新規事業が見受けられますが、基本的に審査は分科会にお任せしています。議員が揃っての予算決算常任委員会でも議論できますが、分科会が違えば事業が見えにくいことは事実です。「そんなことでは議員の職責が果たせないではないか」と怒られることを覚悟で書いていますが、解決すべき課題です。

新規事業は執行者も慎重に議論を重ねて議会に提案してきますが、中には首長の思いが強い事業があることも事実です。過去形では、ジュオンがそうです。議会には相談は無いのと思われるでしょうが、相談があった時には、かなりの確率で固まって出てきています。執行権への介入とまで言われたことはありませんが、議会が強ければ発言力はあります。

私の議長任期2年の1年が終わろうとしていますが、残された1年で議会をもっともっと強くしたいと思います。そのためには議員はもっともっと勉強しなければなりません。議員は魅力ある仕事だと自信を持って言える様にならなければなりません。夢を語れる若者たちよ、1年後の議員を目指してみませんか。立候補何でも相談係、はやし高正にご一報ください!