挑戦です

[ 2010年7月27日(火) ]

無料でダウンロードした「志高く 孫正義完全版正伝」を i-Padで読んでいます。その中に大阪の上新電機が出てくるのですが、知り合いでその会社で働いていた人がいますので、その話を向けますと、「孫正義さんとの会議に僕も出ていた」というからブッタマゲました。

1981年の歳末に突然、東京のソフトバンクに大阪の上新電機の藤原さんから電話があったのです。この藤原睦朗さんは広島出身です。上新電機の社長は浄弘博光(じょうぐ)さんという方で、13歳からビジネスを始めた歴史的な経営者です。詳しい話は本を買って読むかダウンロードしてiPoneかiPadで読んでいただければ分かりますが、藤原から孫が面白いと言われただけで、翌日には孫に会いに東京に出向いているのです。

一度も会ったことのない孫という24歳の青年に一種のヒラメキで会いに行く浄弘さんはただものではありません。結果、ソフトバンクは上新電機と独占契約を結ぶことになるのです。その交渉の席に私の知り合いが同席していたとは。彼から、上新電機の創業に携わったという話は聞いていましたが、まさか、孫さんとの交渉のテーブルにいたとは。彼は、まさかあなたの口から孫さんという言葉が出たことが驚きだと。

実はiPadで自伝を読んでいるんですと言うと彼も納得したのですが、上新が出ていたことに感心していました。実は、社長は孫さんとの出会いか4年後に急逝したのですが、孫は浄弘の自宅に駆けつけ、1時間ほど霊前に座り込んだとあります。非常に経営者として尊敬していたようです。私も感動するタイプの人間ですから、孫正義さんのパワーを少しいただいた気持ちになりました。

今は何かは分からないのですが、挑戦です。