祭りの準備と漆の手入れ

[ 2023年11月13日(月) ]

来週19日に地元の王子神社の秋季例大祭がありますので、昨日は宮の周りの草刈作業やお宮に飾る注連縄を綯いましたが、以前のブログにも書きましたが、自前の稲わらが無いので今年の注連縄は少し小ぶりとなりました。

昨日は行事が重なった影響から男性の参加者が少なく、注連縄を綯う手が揃わなかったこともあり、横綱の様に中央部が太くなりませんでした。昨年のものを並べて比較すると、大人と子どもといった感じでしたが、再度作るほどの稲わらもないので、「まあ、ええが」ということになりました。

年々、手抜きとまではいいませんが、宮の中に飾る左縄も去年のものをそのまま使うことになりました。昨日は注連縄を綯う様子をスマホで撮影しましたが、問題は稲わらです。私が、「来年は注連縄用の稲を植える必要がある」と言うと、「確かにはで干しの稲わらは違う」と綯いながら頷く男性がいました。

祭りの準備作業が終わると次は漆の手入れです。具体的には、漆の食害防止用のカバー(クワンタイ)の中に生えている雑草の駆除作業です。大きく3ヵ所に漆を植えているのですが、漆の生育が良いのは谷底の様な感じの畑です。恐らく、水持ちが良いのだろうとみんなで話したのですが、高台の畑の漆は生育不良でした。

来週、漆の業者の方が漆を見に来て下さるので、アドバイスをいただき対応したいと考えていますが、肥料をやりなさいと言われるのではないかなと感じています。