久々のブログです

[ 2023年10月9日(月) ]

福井市で開催された「第63回全国国保地域医療学会」に出席して土曜日の夜に帰ってきました。往復、約14時間かかりましたが、来年3月16日に開業する北陸新幹線は東京からは便利になりますが、関西とは当分繋がらず、遠隔地のままです。

学会長が名田庄診療所の中村先生でしたので、「行こう」と意思決定した訳ですが、行って凄く良かったというのが私の感想です。会場で偶然、西城市民病院の郷力院長にお会いしましたが、病院スタッフも同行されており5名での学会参加で、院長が研究発表「放射線医学」の座長を務められました。内容は、放射線技師さんたちの事例発表だったみたいです。

私たち(会派きずな3名)は、10月6日の開会式、特別講演や教育セミナーに出席し、14時50分からの「国保直診開設者サミット」に期待していたのですが、期待を裏切らない素晴らしいサミットでした。厚労省の国民健康保険課課長も助言者として出席されており今後の厚労省の方向性が見えた感じを受けました。

サミットでは、福井県おおい町長、福井県南越前町長、北海道興部町長、3町の首長さんと徳島県つるぎ町立半田病院の院長さんが登壇されて発表されましたが、どの病院も経営は厳しいと言われましたが、保険点数の改定等も予定されており、地域包括ケアが徐々に成長期に入っていくという印象でした。

7日は専門分科会1(地域食支援・在宅ケア・看護・介護、リハ)に出席しました。それは、北広島町雄鹿原診療所の東條環樹先生が発表者に名を連ねておられたからです。実は前夜にあった懇親会で東條先生と同じテーブルになり波長がバッチリ合いました。先生は、第一回やぶ医者大賞を平成26年に受賞されていますが、決してやぶではありません。

次回は北広島町で懇親を深める約束をして別れましたが、どうしても行ってみたくなる先生です。何となく目標とするところは、中村先生の名田庄診療所かなと感じました。自治医大の先輩後輩でもあります。少し長文になりましたが、学会の報告とさせていただきます。

※お知らせです。地域政党きずな庄原議員団による10月度の街頭宣伝活動の様子をアップしていますので、ご覧下さい。ただし、今回は私は都合により街宣には参加していません。