また雨が降りだした

[ 2023年7月13日(木) ]

近頃の天気予報やニュースの報道に私は疑問を抱いています。「線状降水帯が発生していますので、厳重な警戒をして下さい」と言うけど、転ばぬ先の杖的コメントだと思えて仕方ない。その時には既に災害が発生していることが殆どだ。

こんな愚痴を言ってみたところで何も解決しないことも分かってはいるが、被災者の皆さんのことを考えると腹が立って仕方ない。誰も予想できない災害が発生する訳で、備えることはできません。国土強靭化計画と言ってみても、どこをどう強くするのか我々には分かりません。危険な地域は集団移転を考える必要があるなんて怖くて言えませんか?

三原市の産業廃棄物最終処分場問題でもそうですが、ことが起きて初めて対応を考えるという姿勢には憤りを覚えます。こちらは天気予報とは異なりますが、住民が反対運動を展開していることを報道各社は知っていながら判決が出たら一斉に報道する姿勢は本来のマスコミの姿だろうか。

ロシアとウクライナの戦争報道にしてもそうだが、どれが事実かサッパリ分からない。日本政府も状況を把握しているとは思えないが、アメリカが言ってくることは何でもOKで進軍ラッパを吹き続けている。正に、一事が万事である。私が言いたいことは、誰も責任を取ろうとしない価値観が世界に蔓延しているということです。

久々に、おじさんは怒っているんだぞ!節になりました。しかし、虚しい!