研修会でした

[ 2010年7月3日(土) ]

ダスキンの研修で、四国の松山市に行ってきました。「ダスキン椿」さんという、全国各地から視察研修に来られる超優秀加盟店さんを訪問しました。創業者の鈴木清一の精神を今に伝えておられる、ダスキンの伝道師のような河野社長でした。

年に1回、広島東部地区の加盟店会で、全国の優秀加盟店さんを視察に行っています。行政でも同じですが、先ずは行ってみて、教えて頂いて、自分の会社に応用できるものは取り入れます。地域性もありますから、同じことはできませんし、同じことをしても成功することはありません。要は、ヒントをもらって、会社の点検をすることだろうと考えます。誰でも、独りよがりに陥りやすいものです。

ダスキンは、「祈りの経営」を実践しています。ダスキン椿さんで当たり前のように実践されていることとして、①おつとめ(般若心経などの読経等)②お掃除③挨拶の三つをあげられました。それらを徹底して実践されているから素晴らしいのです。この、徹底するということから、掃除に学ぶ会でも良く使われている言葉、「凡事徹底」となるのです。出来るようでできないから、本当に難しいのです。

ダスキン椿さんは、背骨が一本通っています。「祈りの経営」という言葉は厳しい言葉です。自分のために祈るのではありません。相手のことを祈るのです。お客様のことを祈るのです。そうすると、世の中が変わってくるのです。昨日の続きの今日ではない、新たな今日。少し変と思われるかも知れませんが、「自分にたいしては 損と得とあらば、損の道をゆくこと」の一説も経営理念にある会社です。

「祈りの経営」は、政治にも通じると私は思います。