作業でした

[ 2023年3月26日(日) ]

昨日は、漆の苗のカバーの補修作業を行っていました。最初は漆の苗を植えることだけを考えていたのですが、シカが苗を食べることが分かり保護用のカバーで苗を被ったのですが、やり方に問題があることが判明しました。

どのくらいの確率でシカが苗を食べるかですが、統計をとられた訳ではないのですが、周りの山の食べる木(皮)が無くなると、狙われるそうです。酷いときには全滅することもあるそうです。メーカーさんが、一度点検しましょうと言われたので、一緒に歩いてみると、私の取り付け方の説明不足から、殆どが不良と判断されてしましました。

説明するのは難しいのですが、このままの状態で放置していると、強風にあおられてカバーが飛んで行ったり、イノシシが掘り起こしたらりして、苗が活着しなくなるそうです。ということで、急遽3名で補修作業をしました。作業自体は単純ですが、姿勢が腰をかがめての作業であり、ハンマーを使いますので、今日は身体のあちこちが痛みます。

ときどき写真日記に作業中の写真を載せていますのでご覧いただきたいと思いますが、イノシシがくずの根を掘り起こしており、万一、保護カバーで遊ぶことを覚えたら、それこそ全滅させられます。当然、電気柵で囲っていますが、どこかに抜け穴があるのでしょう。次回は、電気柵の点検をしながら周囲の草刈をします。

10年から15年後に漆液がとれるようにするためには、これからも地道な作業が続きます。5月くらいからは漆の周りに堆肥を入れる予定ですが、ミミズが増えるとイノシシが狙ってきますので、環境整備が大切になります。暫くは、漆に付きっきりとなるでしょう。漆に興味のある方がいらしたら、遠慮なくお手伝いにおいで下さい。