恥の上塗りとなりました

[ 2023年1月12日(木) ]

昨日からのバイオマス訴訟に関する報道を観ていると、「何で控訴したんかのう」という情けない気持ちになりました。私も過去のブログで何度もジュオン問題について書いていますが、今回の判決は、「恥の上塗り」でしかありません。

控訴審判決は、滝口前市長に国への返還額約2億3800万円の全額を損害賠償請求するよう命じた一審判決を支持、市側の控訴を棄却しました。つまり、市が何を言いたかったのか分からないということなんです。執行者は、自分のお金ではなく税金で控訴した責任は重いですが、議会として予算を通した責任も考えなければなりません。

滝口前市長が払うか払わないかは彼の判断ですが、ケジメはつけなければいけません。ここでどう議会として判断するのか、議会として議論して統一した見解とすべきと私は思います。執行者の裁量の範囲とはどこまでを言うのか、一連の裁判で出された内容を精査してみる必要があります。裏付けです。

もうこんな情けないブログは二度と書きたくありません。2023年は卯年ですから、飛躍の年にしましょう。近いうちに議員全員協議会が招集されるみたいですが、覚悟をもった説明を期待しています。