不満が爆発

[ 2022年11月29日(火) ]

27日のブログに中国共産党のゼロコロナ政策について少しだけ書かしていただきましたが、ついに中国各地で若者が抗議行動を始めました。共産党退陣や習近平国家主席の退陣を公然と口にすることは正に異例といえます。

ゼロコロナ政策を掲げて船出は良かったのですが、変異するコロナウィルスに対して有効なワクチン開発で出遅れた頃から怪しくなっていったみたいです。ワクチン外交も最初の頃は良かったのですが、今では中国製のワクチンを使う国は極僅かで、内も外もええことにならんようになってきていると感じます。

大学は休校となり学生は外出することも禁止され、まるで檻の中に閉じ込められている状態に長期間置かれているのですから、正に不満が爆発した訳です。デモに集まった人たち歌った中国国家には、「民族最大の危機」という歌詞も含まれていたそうで、ゼロコロナ政策を続ける習近平に対する激しい憤りといえます。

しかし、デモ隊の中に「外国陰謀説」を唱える者を潜らせており、流石は中国共産党といえます。デモの発端が新疆ウイグル自治区ウルムチ市内で起きた火災であり、10名が亡くなったことに対する抗議デモが発生。その様子がソーシャルメディア上で拡散されたこどで中国各地にデモが広がったそうです。

習近平独裁政権に対する民衆の怒りが爆発したと言えますが、当局は徹底的に弾圧してくると思います。暫くは中国から目が離せません。