― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2022年11月22日(火) ]
私たちの地元の神社は、「王子神社」と言いますが、歴史的なことは知りません。幟を立てるのですが、アメリカに渡った人から寄進されたもので、「王子神社」と「八幡神社」で一対となっています。
まさか明治時代のものがある訳ないので、恐らく昭和時代に作り直したものと考えられます。幟の送り主はシアトルでドラッグストアーを経営して成功された人で、私が小さかった頃には世界旅行の途中に生家であるお隣の林宅に宿泊されていましたので、アメリカ社会のお話を聞くことができましたが、想像できませんでした。
その方は相当若い時にアメリカに渡られたのですが、当時の秋の例大祭は相当に賑やかなものだったのではと想像します。小さなお宮ではありますが、神輿もありましたので集落を練り歩いていたのでしょう。当時は、新嘗祭や神弓祭も行われていましたから、王子神社の祭の記憶は晩年も鮮明だったのではないでしょうか。
私も集落では高齢者となってきましたが、子どもの頃には神輿は朽ちており、辛うじて新嘗祭や神弓祭の記憶が残っています。私が20代の頃のお宮は相当に痛んでおり、改修費用を工面するために神楽をして台所を整備しました。その後、お宮を集会所として活用することとし、毎月各戸で積み立てを始め、現在も続いています。
お蔭で、屋根瓦の葺き替えや本殿の改修等ができました。私の家の近くに王子神社がありますが、今年の注連飾りはこれまでで一番の出来でしたので、興味のある方は鳥居をくぐって神社正面に飾ってある注連飾りをご覧下さい。
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