やはり生活交通でした

[ 2022年11月10日(木) ]

昨日の高自治振興センターで行った、「市民と語る会」では、主に生活交通についての意見交換となりました。昨年も同じテーマでしたので、1年間の勉強の成果を皆さんに発表した上での意見交換となり、より具体的な話になりました。

班長の谷口議員が東城の2地区で行ったMaaS実証実験の報告を行った後に私が神石高原町のタクシー事業やMaaSについての私見を述べさせていただきました。どういう内容かと言うと、庄原市内全域を網羅する生活交通体系は無理だから、各地の実情に合ったそれぞれの生活交通体系とすべきというものです。

高自治振興区では市民タクシーの利用が増加してきていますが、自治会が周知活動をしているからだそうです。ただ、予算に限りがあるのが課題だと言われていました。神石高原町の様に、自己負担一律900円で月に20回利用できるタクシー事業を直ぐに導入ということにはなりませんが、旧庄原市内であれば、神石高原町方式も検討するに値すると思います。

区長も言われていましたが、誰も乗っていない空気を運んでいるバスはお金(補助金)の無駄使いであると。そのお金は我々の税金であるから、もっと有効な方法を考えて実行すべきだとも。特別委員会を立ち上げて考えてみる必要もあるのではとの要望もいただきましたので、教育民生常任委員会で生活交通の扱いについて協議してみたいと思います。

これからドンドン高齢者が増えていくのだから、免許返納を言うなら、納得できる代替案を示すべきではないかとも言われました。免許を返納すると生活そのものが出来なくなる家庭もあるとも。