昨夜は22名の参加

[ 2022年11月9日(水) ]

東自治振興区での「市民と語る会」には22名の参加がありました。殆どの方が振興区の何らかの役員さんだと思いますが、多くのご意見をいただき、どこも同じ悩みを抱えておられることを改めて認識しました。

有害鳥獣の抜本的対策については私が資料を基に問題提議したのですが、地域で何とかしたいのは山々だが、高齢化した住民ばかりでバッファゾーンなんて手に負えないと言われました。あと5年したら生きているかどうかも分からないと元気な後期高齢者が発言されましたが、「あんたは大丈夫」と言いたかったのをぐっと我慢しました。

自治会の役員を引き受ける人がいないということでもかなりの議論がありましたが、自治会に加入しない人が増えている現状をどう考えるかと逆に聞かれ、それぞれの議員が自分が住む地域の現状を説明する場面もありました。田舎だけでなく町中でも、高齢の一人暮らしや高齢の夫婦だけの家庭が増えており、難儀しているそうです。

明るい話題はないのかという感じでしたが、実は、若い人が結構多い東自治振興区なんです。問題は、自治会活動というか、共同作業などに参加したくないということみたいです。ある参加者が、若者を巻き込んで山のバッファゾーン整備で色々な体験活動をしたりしてはどうかと提案されましたが、ナイス・アイデアです。

要は、実行に移すかどうかで地域の将来は決まります。自分が伐り倒した木は軽トラ1台分なら無償で持って帰れるとか、山に大きなクリスマスツリーを作ってクリスマスコンサートを開くとか、楽しいことを考えれば良いのです。私たちが開発した「板橋まなびの森」はコロナで休眠状態ではありますが、来春からは活動を再開する予定です。

今晩は、高自治振興センターで「市民と語る会」開催です。テーマは、地域生活交通と物価高騰対策です。