本当にこれで良いの?

[ 2022年10月26日(水) ]

今日の中国新聞に庄原市の市政懇談会の記事がありましたが、これって、「市政懇談会」って言えるのでしょうか?自治振興区の役員だけが出席して、決められた質問をして執行機関が答弁するという、私には信じれないことです。

以前から市政懇談会について意見を発表している私ですが、コロナ禍になるずっと前から、参加者を絞り込んで、発言も絞り込んで行う市政懇談会って意味がありますか。自由闊達な意見交換をすることで、お互いが市政のチェック機能を果たすことができると思いませんか。普段、公の場で発言できない市民が唯一発言できる場が市政懇談会だと思います。

例えは悪いかも知れませんが、私たちの一般質問と遜色ないのではありませんか。議員が言うから丁寧に答弁するというものではなく、一般市民の意見に対しても真摯に向き合う必要があると思います。しかし、自治振興区の役員さんには失礼だけど、そんな市政懇談会を黙って受けるとは信じ難い。何の意味があるんだろう。

私たち議会が11月から行う、「市民と語る会」ですが、当初は、「市政報告会」と銘打って共通の原稿を持って行っていました。各議員が違ったことを言ってはいけないなど、制約だらけの報告会でしたが、段々と市民との意見交換に力点が移っていきました。そして、昨年からは、「市民と語る会」と名称も変わり、何でも話しましょうというスタンスです。

以前からこれも書いていることではありますが、執行者も議員も市民に選ばれている(二元代表制)訳で、上下関係が存在するものではありません。私が言っていることは至極当り前のことばかりです。