9月議会が終わりました

[ 2022年10月2日(日) ]

議会最終日の9月30日、教育民生常任委員会の所管事務調査事項、「学校適正規模・適正配置」に係る調査について中間報告を行いました。私がどうのこうのと言うよりも報告書をPDF化したものを資料室にアップしていますので、ご覧下さい。

昨年6月に開催された庄原市総合教育会議での市長からの提案、庄原市議会からの基本計画に対する付帯決議、基本計画策定時から教育を取り巻く環境・諸条件が変化している現状を踏まえ、「学校適正規模・適正配置基本計画」を見直すこととされ、本年1月11日、教育委員会より教育民生常任委員会に説明が行われました。

詳細は資料室の報告書にありますが、個人的な思いを少し書いてみたいと思います。地域から学校が無くなることは地域に暮らす人々からすると、「あるものが無くなる寂しさというか、子どものいない校舎を見ると悲しくなる」という感じだと思います。私たち敷信自治振興区内でも統廃合を過去に経験していますが、時間が上手く繋がりません。

敷信には、高門町に板橋小学校の分校がありましたが、かなり前に本校に統合されました。この時には、「そうよね」という感じでした。そして、実留小学校と板橋小学校の統廃合と実留保育所と板橋保育所の統廃合の話が同時進行の時には、本当に大変でした。私が議員になって直ぐの年でしたが、説明会は怒号渦巻く険悪な時もありました。

結論からいうと、話し合うことしか解決策はありません。妥協点を探るということではなく、意見の衝突の繰り返しでしたが、「新たなものを一緒に創ろう」ということになった気がします。それは50年以上前、敷信にあった敷信中学校が庄原中学校一校に統合され、記憶だけが残ったことに対する懺悔の気持ちが相当にあったのは事実です。