医療・福祉・教育

[ 2022年9月9日(金) ]

私たち教育民生常任委員会が所管する「医療・福祉・教育」分野を、決算審査分科会で審査しましたが、主査報告を書きながら、生きることに直結した部署ばかりであることに改めて責任の重さを感じました。

少子高齢化社会と言われていますが、その典型でもある本市の場合、「医療・福祉・教育」の3点セットの充実が生命線(礎)とも言えます。今回の審査では、無医地区が増加している僻地診療問題、多額の費用を投入しながら効果が見えない生活交通問題、教育環境の格差是正問題等、多くの課題がクローズアップされました。

国民皆保険制度がある日本ですが、医療費負担が財政を圧迫している現状を我々がどう支えることができるか、高齢者や障害者等の社会援護事業の充実問題、日本の教育予算はOECD中、平均以下の最下位から8番目という状況にある教育問題等、基礎的生活分野予算でありながら手厚くない現実に憤りを覚えます。

文句ばかり並べた報告書は如何かものかと自分でも思いますが、今日のブログをそのまま「まとめ」で使うことにします。