― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2022年9月8日(木) ]
3日間連続で所管課の決算審査を行いましたが、昨日は分科会後に常任委員会を開催して管内視察のまとめや、「学校適正規模・適正配置」に係る調査について中間報告を行うための協議を行いました。
決算分科会で厳しい質疑が展開されたというものはありませんでした。こう書くと、「ちゃんと審査しているの」って言われそうですが、合併当時の議会のことを思うと、かなり洗練されてきたと言えます。1市6町の議員が33名集まってきた議会は正に侃々諤々という感じで、何でも延々と議論する議会でした。
当時の旧町選出(合併時は1市6町で選挙が実施)の議員さんは、対等合併ですから対等を意識して発言されていた様に記憶しています。ですから、分からないことは徹底的に聞かれます。それで私は勉強になったのも事実ですが、「そんなことまで聞くか」というものまで聞かれていました。ですから、職員も理解しやすい説明を心がける様になっていきました。
私は新人ですから何もかもが新鮮でしたが、旧町の議員さんも市としての議会は初めてであり、議会運営のやり方が町とは異なっており時には弥次喜多の様な場面もありました。ビックリしたのは、議場で議長の許可も得ず行き成り、「市長さん、云々」と大きな声で発言されたことです。どうも旧町のある議会ではそんな場面が時々あったみたいです。
教育民生常任委員会は6名で構成されていますが、3名は新人議員です。ですから、我々古参議員は休憩時間等を活用して各種事業の経緯をレクチャーしたりして円滑な審査を心がけています。会派に所属している新人議員であれば先輩議員に聞くこともできますが、会派に属さない議員は結構大変です。
先ほども書きましたが、私は合併時から議員になり、混ぜご飯状態の議会で鍛えられましたので、本当に勉強になりました。当時の執行機関には合併対策としてベテランを配置していましたので、中々、歯が立たなかったことを覚えています。これも勉強になりました。ついつい思い出話のブログになりましたが、若手議員も若手職員も、「初心忘るべからず」で頑張りましょう!
« 前の記事 | | | 次の記事 » |