定例会始まる(鉄路のあす)

[ 2022年6月9日(木) ]

令和4年第3回市議会定例会が始まりましたが、会期は6月30日までの23日間です。議長より、「議員定数及び議員報酬に関する調査」を行うための特別委員会の設置について発議があり、議長指名で7名の議員による特別委員会が設置されました。

その特別委員会の委員長は政野議員、副委員長には桂藤議員が互選で選ばれ、委員は、福山議員、堀井議員、藤木議員、松本議員、國利議員の5名です。私も嘗て、議員定数及び議員報酬に関する特別委員会の委員長として侃々諤々の議論を経て、議員定数25名を20名とした経験もありますが、それはそれは大変でした。

今定例会の一般質問は、14名が登壇して執行者を質しますが、地域政党きずな庄原議員団では林(1番)、徳永(2番)、國利(3番)の3名が6月24日に登壇します。3名の共通した質問は、「ラ・フォーレ庄原」となっていますが、それぞれが視点を変えて切り込んでいく予定です。コロナ禍での経営は想像以上に厳しく、特に庄原市民の利用が低迷しています。

私と徳永議員はJR芸備線についても質すのですが、JR西日本の強気な発言に各自治体も引いているのではないでしょうか。昨日の中国新聞に庄原観光推進機構の熊本洋道さんのインタビュー記事がありましたが、彼が言っていることは大正解だと思います。手許に新聞が無い方は販売店に行けば予備が置いてあると思いますので、お求め下さい。

県知事や市町村の首長は、「国が責任を持ってやるのが筋だ」なんて発言ばかりですが、最終的には鉄道事業者に補助金をばら撒いて延命させるというシナリオではないでしょうか?それでは延命できない状態まできているからJR各社が声を上げてきたのですから、それに応える道を探る必要があります。熊本隊長のアイデアは芸備線沿線のガイドをする中から生まれたものであり、机上の空論では決してありません。是非、6月8日の中国新聞朝刊で確認して下さい。