山内(やまのうち)の取組は素晴らしい

[ 2022年1月27日(木) ]

庄原市山内町には、「てごぉし隊」なる住民組織?があります。きっかけは、「このままでは山内小学校がなくなってしまう。地域に子供を増やそう」という思いから始まった勝手連的組織ですが、確実に移住者が増え、子供も増えています。

「てごぉし隊」はもろに方言で、手伝うことを庄原では「てごをする」と言います。手伝って下さいは、「てごぉーしてぇやぁ」です。具体的なお話をすると、生徒数が減ってきている山内小学校がこのままでは将来的に東小学校に再配置されるという計画が発表となりました。驚いたの住民の皆さんです。「どうすりゃあええんじゃろう」の大合唱。

山内には空き家が沢山あるので、振興区としても空き家対策を考えていた時でもあり、「移住者を募集しよう」、「空き家をキレイに掃除して住める状態にしよう」となっていったのだそうです。その核になる有名なお姉さんがおるんですがね。そんなこんなで、自然発生的に、「てごぉし隊」なる組織が立ち上がったのです。ニュースに何度も取り上げられているので、ご存知かも?

住民パワーは凄いですよ!みんなで寄ってたかって不要な家財道具を運び出したり、家の周りの草刈をしたりして古民家に再生してしまいます。それだけではなく、あの手この手を駆使して移住者を発掘して、定住に繋げていったのです。今では、外国の人も移住してきているそうで、お蔭で小学校の生徒も増えてきており、新学期から複式解消だそうです。

「やればできる」を実践されている山内の皆さん、素晴らしいですね!