集落を維持するにはどうすればよいか

[ 2022年1月28日(金) ]

昨日のブログに山内町の「てごぉし隊」による取組を紹介しましたが、学校存続問題から地域が危機感を感じ動き出した事例です。良く言われることですが、地域の一体感がないと物事は上手くいきません。普段からのコミュニケーションが重要です。

第2回(平成24年)「大阪府民のいっちゃんうまいコメコンテスト」で日本一に選ばれたお米、「里山の夢」で有名になった山内ですが、地域の厄介者の竹を伐採し粉砕したものに牛堆肥を混ぜ発酵させたものを田圃に散布するという手法で日本一のお米栽培が可能となったのです。2016年の「すし米コンテスト・国際大会」では、すし米特別賞を受賞するという快挙を成し遂げています。

しかし、ここまでの道のりは大変だったと想像します。思いを形にするということは並大抵の努力ではできません。それも一部の人間だけでやっても成功しません。冒頭にも書きましたが、普段からのコミュニケーションがあるからこそなんです。私は区長の市川(元市議会議員)さんを良く知っていますが、彼の最大の特徴は粘り強さにあります。つまり、諦めない人です。

私が住む敷信自治振興区も頑張っていますが、その基本は住民自治です。住民で納得できるまで話し合い、決定したことには従うということでないと自治とはなりません。今はコロナ禍で難しいですが、人が集い語ることで地域は纏まります。新たな自治のスタイルは自治振興区の仕組み(やり方)を作り変えることから始まると思います。住民も意識を変えるです。