ディスカバー農山漁村(むら)の宝

[ 2022年1月26日(水) ]

農林水産省が主催する「ディスカバー農山漁村の宝アワード」において株式会社敷信村農吉がビジネス部門特別賞を受賞しました。既に報道等でご存知の方も多いと思いますが、改めて紹介したいと思います。

敷信村農吉←クリックすると紹介ページに飛びます。授賞式には岸田総理も出席されており、農林水産省管轄では大変大きなイベントであることが分かります。実は本日、事例紹介がZoomで配信されるのですが、私の思いつきが遅かったために皆様にお知らせできていません。申し訳ありません。

今から16年前、私が議員になって間がない時、地元保育所の指定管理者募集が発表になりました。今思い返せば、当時は実留保育所と板橋保育所を統合して新たな保育所を作るということで、統合賛成、統合反対という侃々諤々の議論を展開しましたが、敷信(しのう)地区の敷信+実留の実(みのり)を一文字入れて、「敷信みのり保育所」で決着しました。

受託するためには会社を興す必要があり、社名を、嘗ては敷信村(しのうそん)であった+業後継者を育てる+(よいこと)が起きるという文言を圧縮して、敷信村農吉(語呂的にしのうむらのうきち)としました(殆ど社長の中岡の思いつき)。実は、板橋保育所は、地元出身の永山代議士が尽力してできた広島県初の保育所だったのです。

その当時を知る人たちからも、自分たちで保育所を運営しようという機運が高まり、会社の株主となっていただきました。しかし、株主配当は一切なく利益がでれば保育所運営費に充てるということにしました。ですから、今回の受賞は敷信の皆さん全員の喜びでもあります。私と社長の中岡は福祉施設の法人化等で協力してきた同志です。