議会基本条例

[ 2010年5月19日(水) ]

今日は、北海道栗山町(日本で最初に議会基本条例を制定した町)で8年間、議会事務局長として活躍されていた中尾修さんをお迎えして、「栗山発 議会基本条例」について講演をいただきました。私も2年前に会派「希望」で栗山町に勉強に行かせていただいていますが、彼には会っていませんでした。

私は議員になって直ぐから、議会改革を言い続けてきています。過去のブログにも何度となく、議会改革や議会基本条例について書いてきていますので、まだやっていないのと言われそうですが、庄原市議会はやっと動き始めたのです。本当に、やっと重い腰を上げかけています。そこで、今回の中尾さんの講演となったのですが、彼の話されたことがどの程度理解できたのか、レポートでも提出すべきかな。

執行者のぶら下がり議会が、本当に市民の望む政策や施策のチェックができているのか、議会はいらないのではないかという市民の疑問というか不満が充満しているのではないでしょうか。首長も選ばれた人ですが、議員も選ばれた人です。しかし、あまりにも権限が首長に集中しているのが現実です。これでは、車の両輪ということにはなりません。議員の仕事とは、議会の役割とは、市民に隠されているのではないでしょうか。

議会は徹底的な情報公開をすべきです。そして、市民を巻き込んで議論すべきです。議会が勝手に市民の代表機関だと言っているだけで、主役はあくまでも市民です。駄目な議会なら解散請求されます。まあ、「お願いします」で投票された結果の議員ですから、不満はない庄原市議会でしょうが、もっともっと市民の中に出て行き、情報を伝える義務はあります。

皆さんも、議会基本条例って何か、各地の条例を検索してみてください。格好だけつけるのか、庄原市議会の議会基本条例ということです。