「本市の脱炭素化に向けた取組について」

[ 2021年12月15日(水) ]

今回は16名の議員が登壇して執行者を質したのですが、1日目5名、2日目6名、最終日の今日が5名だったのですが、正直言うと、疲れました。質問をする議員は何とか良い答弁を貰うつもりで必死でやっているのですが、期待通りの答弁は先ずきません。

私は本日午前10時から登壇して、独演会的一般質問を行いました。議員仲間には、「独演会をする」と公言していましたが本当にするとは思わなかったみたいで、「ホンマに独演会じゃったのう」と昼休憩の時に複数の議員から言われました。どうしてそうなったのかですが、2050年の前に2030年問題の解決こそが重要だと皆さんに理解していただく必要があったからです。

今日の独演会は、これまで何度かのドイツ視察で貯えてきた地球環境問題についての知見をフル動員して庄原市の進むべき道を示しました。具体的に、日本郵政から取得した「ラ・フォーレ庄原」の敷地内にバイオマス発電所を建設して地産地消の電気とお湯を生み出そうというものです。環境省では、災害の際に避難する公共施設の隣接地に発電所の建設を提案しているのです。

つまり、脱炭素化社会の構築を大至急しなければ2050年のカーボンニュートラルは実現できません。昨日のトヨタのEV車への大転換発表は、内燃機関の車を作っても販売できない国がドンドン増えていっているからです。石炭火力発電を世界の国々は、「止めなさい」と圧力をかけてきています。あるものを活かすことで、脱炭素化を実現する必要があるのです。

太陽、風、地熱、糞尿、波動、木質チップ等を徹底的に活用することで、地域でエネルギーを生み出し、地域を活性化していきます。これからの近場の移動は前から言っている様に、e-バイクを使いましょう。詳しいことは私の今日の一般質問をYouTubeの録画でご覧下さい。正に独演会です!