地域脱炭素ロードマップ

[ 2021年12月10日(金) ]

国・地方脱炭素実現会議が纏めた「地域脱炭素ロードマップ」【概要】~地方からはじまる、次の時代への移行戦略~を読んでいるのですが、(参考)脱炭素先行地域の各種イメージ図に登場するのが、電動車やコミュニティバス、e-バイクを組み合わせたMaaSが真ん中にある説明図なんです。

通常の移動交通手段としてe-バイクが取り上げられていることに少し驚きました。グリスロや自動運転車もイメージ図にありますので、生活者の移動手段として普通の自転車ではなくe-バイクということは、そこそこの距離を楽に移動できるものと認知されてきたのだと思います。ヨーロッパのe-バイク普及率は5割ともいわれているようです。

e-バイクの充電には電気が必要ですが、1回の充電で100キロ程度アシストできますので、街中を走るには十分です。聞くところによると、広島市内のクラブ活動している高校生の通学手段はe-バイクが主流だそうです。今から50年前、高校生だった私の通学は自宅から駅まで内燃機関のバイクで行き、芸備線の蒸気機関車でしたので、ガソリンと石炭ですよね。

現在の県北部の多くの高校生の通学手段は、親の自動車だそうです。これからは地域脱炭素ですので自転車道を整備し、片道10キロまではe-バイク通学を推進してはどうでしょう。当然ながら、働く大人たちも健康管理面からもe-バイク通勤を推進すべきです。兎に角、できることから実行していかないと温度上昇は止まりません。

つい近場に行く時でも自動車に乗っていた私ですが、今では2~3キロならe-バイクで行くようにしています。今日は回覧を配ったのですが、「どうしたん、痩せるために乗っているの」って言われましたが、まあ、それも正解ではあります。今日はe-バイクのことばかり書きましたが、庄原市が主体となり新電力会社を設立する必要性について次回は書いてみたいと思います。