サイクルトレインを体験しました

[ 2021年12月9日(木) ]

午前3時庄原を出発して和歌山県紀伊田辺駅に9時前に到着しました。そして、観光協会のレンタバイクを借りて、いざサイクルトレイン乗車ですが、紀伊田辺駅にはエレベーターがありますが、串本駅にはエレベーターが設置されていません。

ロードバイクなら軽量ですから担いで階段を上り下りしてもそれほどしんどいとは感じませんが、借りたeバイクは旧型ということもあり滅茶苦茶重かったです。つまり、串本駅で我々は自転車を鞄の様に手で提げて階段を上り下りしたのです。マイバイクをサイクルトレインに乗降させる場合、エレベーターのない陸橋を渡るのは大変ということになります。

串本ではモデルロードコースにより本州最南端・潮岬を目指して出発したのですが、eバイクだから急な上り坂でしたが何とか目的地にたどり着くことができました。これもこれまでコツコツと続けてきた練習の賜物と納得した次第です。しかし、自転車道の整備は上り坂部分だけで、自転車通行可の歩道は狭く車道を走ることが多かったことが課題と感じました。

串本駅前の観光協会の職員さんのお話によると、サイクルトレインの実証実験が始まり、サイクリストが確実に増えたそうです。昨日も2名のガチなロードバイクサイクリストを見ましたが、目的は、「串本を走る」だと想像します。それにしても、各駅停車のサイクルトレインはガラガラです。だから、自転車を載せるという貨客混載が実現できたのだと思います。

解決すべき課題は多くある様に感じましたが、一歩を踏み出したJR西日本きのくに線「サイクルトレイン2020」に拍手を贈りたいと思います。