口和郷土資料館を視察

[ 2021年12月16日(木) ]

教育民生常任委員会で、「口和郷土資料館」を視察に行ってきました。大手電機メーカーの技術者だった安部氏が平成19年に館長に就任されると、音と映像に関するアナログ機器を修理して実際に動く様にした「動態展示」が人気を呼んでいます。

建設から58年経過した資料館の建物(旧庄原格致高校口和分校校舎)の外観がかなり傷んでおり、確認とその改修方法等について口和支所の職員を交えて説明を受けました。レトロの里がキャッチフレーズですので、レトロ感を残して改修することになりますが、問題は予算にあります。ということですので、関係する各課と協議開始です。

これまで、口和郷土資料館の位置づけが明確でなかったこともあり、安部館長のマンパワーに頼り切りだったみたいですが、これから委員会として一定の整理を考えています。100年以上前の蓄音機から音楽が流れる。全国的にも珍しいアーク式映写機で映画が上映できる。私はそれだけでは何か足りないものがある気がしています。

これから書くことは個人的意見ですが、口和郷土資料館の応援団が必要ですね。地域で守る郷土資料館として、原則、ボランティアで応援します。そして、分業制にすべきです。お掃除を受け持つグループ、案内を受け持つグループ、お食事を提供するグループ等を考えています。そして、お隣にある「ふれあい共同作業所くちわ」との連携も必要ですね。

これからは益々人口減少社会に向かいますので、それぞれが別々の活動をすることが難しくなっていきますので、皆で手を携えて協力して運営する方法を見つけていく必要があるのではないでしょうか。さあ、考えよう!