12月もコロナです

[ 2021年12月1日(水) ]

1年の締めくくりとなる12月が今日から始まります。年齢を重ねるに従って月日が経つのが早くなっていく気がします。今年はコロナ禍での市議会議員選挙もありましたが、どうにも盛り上がりに欠けたものとなりました。

今年は正に、コロナで始まりコロナで終わる1年といえます。第5波の次は必ずくると言われていましたが、新たな変異ウィルス「オミクロン株」感染者が日本でも確認され、水際対策として昨日から、外国人の新規入国を原則停止しました。やっと落ち着きを取り戻した感じだったのですが、「オミクロン株」の出現で暗い年末になりそうです。

来年こそはという思いが強かっただけに新変異ウィルス出現は本当にショックです。その正体が明らかになっていないので何とも言えませんが、これまでのワクチンが効かないという報道に少し焦りを感じています。今日から医療従事者等への3回目のワクチン接種が始まりましたが、接種を受けた医師が、「何となく安心があるが」という不思議なコメントを言っていました。

今年も既にインフルエンザ予防接種を受けましたが、これからは複数の種類の予防接種を受ける様になるのではないでしょうか。それも数年間は、半強制的に成らざるを得ないのではと思います。今年はコロナ以外に何があったのかと考えると、かろうじて、オリ・パラリンピックを思い出します。「来年こそは」から、「今年こそは」へと転換したいものです。

政治のお話を少しだけさせていただくと、イギリスで開催されたコップ26ですが、世界が本気で取組むべき最大の課題は、「脱炭素社会の構築」です。地球温暖化を甘くみて何の対策も講じなければ、地球号に暮らす動植物が消滅してしまいます。それも速度を持ってしなければなりません。

地球の平均気温が1.5℃から2℃上昇すると、ロシアのシベリアにある永久凍土が溶け始め、(色違い部分をクリックしてNHKの記事を読んでいただきたい)地下に埋もれているメタンガスが一気に噴き出してきます。メタンガスは二酸化炭素の25倍も温暖化を起こしやすくするそうです。ですから、2030年までにと言われているのだそうです。