サイクルトレイン

[ 2021年11月30日(火) ]

世の中は確実に変わってきています。私たちの会派が訴え続けてきた、「JRの客車に自転車をそのまま持ち込めるサービス」が、実現する一歩手前まできました。ドイツ視察で自転車がお客と一緒に車内に持ち込まれる光景に衝撃を受けたことが発端です。

JR西日本和歌山支社では、9月1日より紀伊田辺駅~新宮駅間において、自転車をそのまま車内に持ち込めるサービス(サイクルトレイン)の実証実験を実施しておりましたが(詳しくは、資料室の「サイクルトレイン」の記事をご覧ください)、非常に好評であったため、実施期間を12月1日~2022年12月31日まで実施することを決めました。

ポイントは、①追加料金不要(乗車券のみでOK)②事前予約不要③人数制限なし④自転車を解体する必要がないので、駅から出たらすぐにサイクリング。サイクリストからすると、良いこと尽です。例えば、備後庄原駅から備後落合駅間をバイクで往復する自信はありませんが、備後落合駅まで自転車を積んで行って帰りは自転車に乗って帰る自信はあります。

実は会派のメンバーで、きのくに線のサイクルトレインに自転車と一緒に乗車する計画を立てています。実際に自分たちで自転車を客車に載せるところから体験して芸備線での課題を洗い出してみるつもりです。駅員さんへの聞き取り調査やレンタサイクル屋さんの稼働状況、飲食店への聞き込みも行う予定です。

どうもサイクルトレインは、和歌山県の存在が大きいみたいです。和歌山県サイクリングHP←クリックしてみて下さい。