冬用タイヤの出番です

[ 2021年11月24日(水) ]

いつ雪が降ってもおかしくない状況になってきましたので、私の車のタイヤを冬用に交換しました。今は冬用タイヤの性能も上がり、凍結路面でも確実に止まりますが、チェーンを巻いていた時代が思い出されます。

サラリーマン時代にはスノータイヤが既にありましたが、凍結した路面では滑るのでタイヤにチェーンを巻いていました。慣れれば何てことないのですが、初めての頃は要領がわからないので、雪が降る前にチェーンを巻く練習をしていました。いきなり雪道でチェーンとなると上手く巻けないと渋滞になり皆さんに迷惑をかけることになるからです。

その後、ホイール付きのスノータイヤが当たり前になったり、スパイクタイヤが登場して凍結路面も大丈夫となりましたが、粉塵問題でスパイクタイヤは禁止となりスタッドレスタイヤへと移行していきました。しかし、当初のものは効きが悪く、かなり滑って止まっていました。それが今ではどうでしょう。私のタイヤはブリザックですが、ピタッと止まります。

書きながら思い出しました。仕事で高野に行くことが結構あったのですが、昔の比和から高野への道は細く曲がりくねっており苦労していました。そして高野に入るとそこは一面銀世界ですが、時に風雪により道路が雪に埋まるというか、境目が分からなくなります。そして最悪は、車が二輪駆動ですから亀になって身動きが取れなくなることもありました。

ですので、高野に行く時には、タイヤチェーン、牽引ロープ、スコップ、防寒着、防寒手袋は必須アイテムでした。吹雪になるとワイパーは役立たずで、ライトも役立たずという、泣きそうになったこともあります。そんな時、見ず知らずのドライバーが、後について来なさいと先導して貰ったこともあります。今は雪が降らなくなりましたが、当時の高野は別世界でした。