― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年11月22日(月) ]
昨日は地元の王子神社の秋季例大祭で、氏子は17戸なんですが、昨日の参加は13戸でした。昔はお神輿もでていたのですが、各戸の構成員も少なくなりお祭りそのものの存続も厳しい時代になってきています。
私は神社総代長ですが、名前だけは総代長でも、祭の準備等の裏方仕事はすべて総代長が行います。昔は、頭屋という準備係が持ち回りでお餅をついたり御菜を準備したりしていたのですが、10年位前から、全て購入することにしました。理由は、もち米も作っていない家が殆どで、もち米を買って家で餅をつくことが難しくなってきたからです。
昨日の例大祭で購入した品を書き出してみます。鯛、みかん、リンゴ、柿、ぶどう、大根、人参、ほうれん草、日高昆布、イリコ、塩、玄米、1升餅、2合餅、缶ビール、清酒、お茶、コーラ、饅頭、仕出し料理、まだまだ細々したものもありますが、榊の段取りが近頃では大変となっています。私一人が準備するようなことを書いていますが、祭までに2度の宮掃除を行います。
昨日のお直会(おのうらい)での話題は、葬儀につてでした。家族葬が増えてきていますが、どこまでを家族葬とするのかという線引きで意見交換しました。以前は受付など全て組内でしていたのですが、コロナ禍で葬儀のやり方まで変化が起きています。全てを業者に任せる家庭もでてきており、口を挟むことでもなく、対応に苦慮している実態があります。
何にしても小さな集落を維持していくことが大変になってきています。集落維持の組織も本気で考える時代になりました。
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