臨時議会でした

[ 2021年11月19日(金) ]

臨時議会、議案第148号「財産の取得について」は、かんぽの郷庄原の土地・建物を106,777,200円で取得するとの提案に対し、共産党谷口議員の反対討論、「取得には反対だが、取得後には協力する」という訳の分からない討論後、採決の結果、反対2名(共産党)棄権1名(松本議員)、賛成多数で可決しました。

そして議案第150号「令和3年度庄原市一般会計補正予算(第5号)」コロナ経済対策費72,560千円の補正予算は全会一致で可決。ここからが迷走の始まりです。議案第149号「庄原市交流宿泊施設設置及び管理条例」は企画建設常任委員会に付託となり、本会議を休憩とし休憩中に委員会を開催して審査を行いましたが、どうしたことか審議が終わりません。

産業建設常任委員会では執行者より臨時議会に先立ち設置管理条例の説明を受けており一定の議論はなされていた筈ですが、委員会の意思統一が出来ていなかったとしか考えられません。挙句の果てに、「付帯決議」をつけるという私の理解を超えたものとなりました。つまり、委員会としては全員賛成。本会議では全員賛成。そして付帯決議(資料室にアップ)は玉虫色でしたが、全員賛成。

付帯決議を大雑把に表現すると、①指定管理者はサンヒルズ庄原あり気ではなく広く意見を取り入れ選定しなさい。②指定管理者の行う事業については、独自性が発揮できるよう環境を整えること。です。YouTubeに本日の企画建設常任委員会の録画がアップされていますので、ご確認下さい。私には何がどう作用したのか分かりません。

丁寧な議論を重ね、誰もが納得できる設置管理条例とすべきですが、これではぶっつけ本番のガチンコ勝負に映ります。庄原市が土地・建物を取得して運営するには、設置管理条例で縛りをかける必要があるのは事実ですが、執行者と議会は車の両輪にはなっていないことを露呈した格好です