9月議会終わる

[ 2021年9月29日(水) ]

決算議会と言われる9月議会が本日で閉会となりました。予算決算常任委員会に付託され、各分科会で審査を行った訳ですが、全ての各会計の決算を認定することとなりました。その中で、ある案件について付帯決議がつけられました。

それは、議案第132号 令和2年度庄原市一般会計歳入歳出決算認定に対する付帯決議動議が予算決算常任委員長より出されました。昨日の予算決算常任委員会で宇江田議員より付帯決議の動議が出され全会一致で可決されていたものを今日は本会議で委員長より提案され、全会一致で可決となりました。さて、その内容は。

庄原市立学校適正規模・適正配置基本計画については、「今後、本計画に取り組むにあたり、対象地域の関係者の意見をより丁寧に集約することにより、実施時期や統合の是非の判断を適切に行うこと。」というものです。付帯決議とは、決算認定はするけれど、議会の修正が及ばない事項などについて、議会が執行上の意見や要望を表明するものです。

付帯決議は、その名称の通り、付帯する事件が認定(可決)した後に議題となります。ですから、動議という形でないと提案できないのです。9月議会はコロナ禍で一般質問は超変則的に行われましたが、もうこんな変則的一般質問はお断りです。市民に対しても説明責任が果たせないものです。生煮えの質問では意味がありません。

明日が期限の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言ですが、解除がきまりましたので、10月からは新たな日常が始まります。しかし、油断することなく第6波には絶対にさせないぞという気持ちで頑張りましょう。