― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年9月28日(火) ]
今日も同僚議員と話していたのですが、自民党総裁に岸田さんがなる可能性が高くなってきた様に思います。詳しい状況分析は報道各社にお任せするとして、田舎議員の第六感ということで書かせていただきましょう。
これまでは、「あの岸田さんでは駄目」というのが私の第六感でした。歴代最長の外務大臣を務めたと言うけれど、外交成果はオバマ大統領が広島を訪問したことくらいしか思い出せません。河井案里を自民党本部が擁立した時も、岸田派の溝手さんを積極応援する訳でもなく案里のマイクを握った。正に優柔不断と言えます。
それがどうしたことか、岸田文雄は生まれまわりました。安倍さんから禅譲なんて、誰が考えても虫が良すぎる話を本気で信じていた彼が、「このままでは総裁になれない。総理大臣になれない」とやっと覚醒したみたいです。第一弾は、二階幹事長に喧嘩を売ったことで一気に自民党内の不満分子を集めることに成功したのではないでしょうか。
安倍さんも、「岸田さんは発信力が弱い」とかねてより言っていましたが、刺激策として高市さんを擁立してキングメーカーは私だよと言わんばかりの運動を展開し、決選投票に持ち込み、河野・石破連合を撃破する作戦であることは間違いありません。決戦投票になると議員票が断然有利になりますので、派閥力学が動き始めます。
新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言も9月30日の期限で解除されるみたいですので、自民党総裁選が決着すると、一気に衆議院選挙モードに突入です。足並みが揃わぬ野党は相当な苦戦を強いられるのではないでしょうか。残念かな、選挙はムードで決まります。
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