イノシシとの知恵比べ

[ 2021年9月27日(月) ]

昨日は溜池の土手の草刈3ヵ所、宮掃除、電気牧柵のメインテナンスと周辺への除草剤散布を午前7時からお昼過ぎまで行いました。共同作業だからできることで、皆さんクタクタになりながら頑張って下さいました。

前にも書いたと思いますが、水利組合の代表とお宮の代表が同時に回ってきており行事が重なるとすべきことが多くあり結構大変です。溜池の土手の草刈は以前は年に1回だったのですが、草が良く伸びるので年に2回するようにしたら草刈が楽になりました。「今年の草は異常だ。刈っても刈っても直ぐに伸びる」と仲間が口々に言っていました。農業=草刈です。

草刈がひと段落すると飲み物等を配って暫しの休憩となります。この段取りが私の役目。そしてお宮に移動して非農家も加わっての宮掃除。その殆どは周囲の草刈作業。女性陣は建物内の掃除。ここでもひと段落するとおやつを配布して終了。さあ忙しいですよ。農家は電気牧柵の周囲の草刈と除草剤散布です。イノシシが1頭住みついていることが確認されています。

実は、赤外線カメラを設置しているのですが、同じイノシシ1頭が夜な夜な出歩いている映像が映っています。居場所も特定できてきたので昨日は先ず、獣道周辺の草刈を全員で行いました。空き家だった家に若夫婦がIターンで移住してくれたのですが、空き家期間が長かったので家の周りがジャングルと化してしまっています(この辺りがイノシシの住処みたいです)。

以前のキレイに手入れされた庭などを覚えているだけに、荒らしたらこうなるんだと実感しましたが、これから何度かの共同作業で以前の様にキレイにしていきます。若夫婦も一緒に作業をしたのですが、地域に溶け込む気持ちが伝わってきましたので、私たちも全力でサポートしていきたいと思います。