一般質問終わる

[ 2021年9月22日(水) ]

2日間の変則的一般質問が終わりました。何度も書きますが、持ち時間15分ではええことになりません。執行者側の議員の持ち時間15分に対する評価は分かりませんが、ほぼ全議員の意見は、議論が噛み合わず深まらないでした。

本日の最終質問者の五島議員がいみじくも、「議論が噛み合いませんでした」と正直に言いましたが、聞いている私も、「噛み合わんな」と思っていただけに、皆さん苦労された一般質問だったみたいです。ただ、今日の一般質問で気になったことは、頼まれて質問しているんじゃないかなという質問があったことです。長年議員をやっていれば分かるもんです。

福山議員が山内小学校の適正配置計画について質したのですが、答弁は全くブレず、地元と時間をかけて丁寧に協議しますが、計画変更はせず延期とするという内容でした。教育長、教育部長、総務課長、指導課長と4名が金太郎飴答弁でした。これまで時間をかけて協議してできた計画ですから、「はい、考えましょう」とはならないのは当たり前です。

引きこもり問題、不登校問題と解決が難しい質問もありましたが、私も30年近く関わっていますが、時代の変化に応じて引きこもりや不登校も進化(複雑化)してきており、毎回対応に苦慮しているのが実情だろうと思います。当事者だけで解決できないのがこれらの問題ですから、多くの人を巻き込む必要があり、調整力がカギと言えます。