― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年9月7日(火) ]
昨日から令和2年度の決算審査を分科会形式で開催しており、今日が二日目でした。昨日が教育委員会の総務課、教育指導課、生涯学習課。今日は、生活福祉部の保健医療課、高齢者福祉課、社会福祉課でした。
先ず、各カテゴリー毎に決算に関し説明を受け質疑するという流れですが、委員6名中3名が新人議員さんですので、新人さんは、何をどう聞けば良いのか分からないという感じでした。私も助け船を出すということはせず、自分で勉強して貰うというスタイルを通しています。しかし、議員になったばかりで膨大な量の資料に驚いているというのが本音みたいです。
17年目の議員の私ですから、17回目の決算審査となります。教育民生が長かったのでほぼ知っている内容ばかりですが、仕事量が増えていながら職員数は相対的に減っており、かなり無理をして働いている実態を感じました。庄原市の職員の離職率が高いと言われていますが、やりがいを感じられる仕事になっていないのではないでしょうか。
その最たるものが生涯学習課だと思います。埋蔵文化財の発掘調査から博物館の管理運営、体育館やプールの管理運営、各種団体への補助や指導、図書館本館と各分館の管理運営等、書けばいくらでもあるという生涯学習課です。直営もあれば指定管理もありですが、広く浅くでしかできない程の事業内容です。(色違い部分をクリックして御覧下さい)
私たちはそれぞれの事業に投下したお金の有効性(費用対効果)について質疑を通して審査する訳ですが、今日までの6課は国が主導する事業が殆どですので、財政的に厳しい本市では、庄原市のカラーが出せないのが現実です。自主財源が17%の庄原市ですからね。
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