菅さん、白旗!

[ 2021年9月4日(土) ]

昨日の定例会初日に関する記事は「地域政党きずな庄原議員団」のFacebookページに譲ることとし、これまで注視してきた菅総理と自民党について書いてみたいと思います。

議員控室でお昼休憩をしている時、五島議員がタブレットを見ながら、「菅さんが辞める」と発言。その場にいた7名程の議員が、「辞めてん」と口々に言いましたが、それほど、衝撃的な事件でした。菅総理が総裁選に出馬しない。役員改選もしないとなると、誰からも相手にされず万策尽きたということでしょう。

昨夜からのテレビニュースや今朝の新聞報道等を総合して考えると、私が以前書いた様に、「自民党が固まった」のだと思います。決して一枚岩になったという意味ではなく、我が身可愛さが前面に出てきた結果、「菅総理では衆議院選挙は戦えない」との共通認識から、総裁選不出馬という目に見えない圧力が働いたと考えられます。

自民党広島県連は、「岸田さんの芽がでた」と喜んでおられますが、河野太郎氏が総裁選出馬を決断されたそうですし、石破氏も出馬の可能性も出てきており、その他数名の議員も出馬を模索されているそうですので、議員の皆さんは携帯を肌身離さず状態と想像します。

野党が、自民党の内紛劇でコロナ対策がなおざりになることは許さんなんて言っていますが、彼らは菅総理で衆議院選挙に臨みたかっただけのことです。誰も我が身が可愛いが正解ですね。まあ、落選すればただの人ですから。