尾身会長が司令塔みたい

[ 2021年8月25日(水) ]

お昼のNHKニュース。衆議院厚生労働委員会で尾身茂会長がIOCのバッハ会長が再来日したことについて、「なんでわざわざ来るのか」、「挨拶ならオンラインでできないのか」と発言されましたが、思わず拍手したくなりました。

今日は尾身会長もかなり頭に血が上っていたのでしょう。NHKの日曜討論でも、西村大臣の隣に尾身会長が座っておられたのですが、尾身会長が親分みたいな感じで、西村大臣は結構まめにメモを取っておられました。確かに大臣以外は全て医療関係者ばかりでしたので聞くことに徹しておられたのかも知れませんが、「こんなんで良いのかな」と感じました。

尾身会長も最初の頃は政府に対し遠慮しながら発言されているという印象でしたが、近頃は違います。夏休み明けの学校問題についても積極的に発言されており、羽生田大臣よりも歯切れがいいですね。こんな時に菅総理が二階幹事長に会ってコロナ対策を話し合ったなんて、誰が信じますか。二階さんは、自分の派閥だけが良ければいいんでしょうね。

適切な表現が見つからないのですが、今の政府は「形振りかまわず」に見えますね。菅総理が、「コロナ対策は政治生命を懸けてやるので、全閣僚も私と一蓮托生です」と言えば菅さんの芽が残るかもしれない。菅総理は、横浜市長選で民意を見誤ったことを忘れているのではと思えるが、田舎は分からないけど都市部は間違いなく大惨敗となります。

尾身会長のNHKニュース映像を貼り付けましたが、前半のバッハ会長批判部分が映っていません。NHKの忖度でしょうか?