かんぽの郷庄原について考える

[ 2021年8月4日(水) ]

昨日、私のブレーンといってもよい仲間と、「かんぽの郷庄原」購入について侃々諤々の議論を行いました。「誰が司令塔なら」、「何で休業中に風呂掃除をせんかったんなら」、「やっぱり料理が悪いで」等々、クレームの嵐です。

あまりにも情報がないので皆イライラしているというのが実情です。ある者は、旧町の人たちは、「あんなもん買わんでええ」という意見が多いと言いだすし、「庄原市は購入した後のことはどう考えとるんなら」と私は責められるし、「運営会社は今のままなんか」とか言いたい放題に対し、「今決まっていることは、庄原市が購入する気持ちが強い」ということだけだと答えました。

固定資産税は払ってもらえるのか、和室を洋室にしないのか、ミストサウナをドライサウナにしないのか、挙句の果てには、従業員のやる気が感じられないと言いだす始末。そこで、「文句はええけえ、どういう形態で運営すべきか考えてくれ。今のままでは駄目だというなら、自分たちが経営者になったつもりで考えてくれ」と言いました。

まず、どういう形態にすべきか?旅館ではない。だったら温泉旅館か?ホテルか?アパホテルに打診してみるか?やっぱ、リゾートホテルにすべき。周りの広大な土地の有効活用。IT企業等にワンフロアー貸出。コアワーキングスペース。本当に多くのアイデアが出されました。そして、そういったことができる運営会社を設立してはどうかということになったのかな?

ただ、その前提として、一定程度の改修をしないと無理と誰もが言いました。庄原市が購入したけど何も変わっていないじゃないかと思われたお客様はリピーターにはなり得ません。最低限でもお風呂とレストランはお化粧直しすべきです。ホテルの持つホスピタリティとは、今一度考える必要があります。読者の皆さんも、家庭で、職場で、かんぽの郷庄原について話し合ってみて下さい。