人口問題を考える(教育民生調査会)

[ 2021年7月31日(土) ]

昨日は、「庄原の人口問題をとことん考える民間会議 ひと部会」のメンバーと教育民生常任委員による意見交換会を行いましたが、調査会ということで、民間会議の皆さんには参考人招致ということでお集まりいただきました。

議会の手続きというのは窮屈で、「庄原の人口問題をとことん考える民間会議さんと意見交換しよう」と考えると、閉会中であれば、閉会中の継続審査に挙げていないと委員会は開会できません。となると、調査会を開く方向で検討することになりますが、議事録として残そうとすると出席をお願いする相手方には、参考人ということでお集まりいただくこととなるのです。

議会事務局の委員会担当職員を職務として入れようとすればこういうやり方となり、議事録として残る正式会議となります。昨日の調査会の協議事項は、「庄原の医療・介護福祉・教育について」でしたが、民間会議の方々は、医療関係者は都合で来れなかったのですが、県立大学の先生や幼児教育の実践者、福祉関係者の方々と率直な意見交換となりました。

出された意見として特徴的なものは、「庄原市はどの課が中心となって人口問題を考えているのか見えない」、「やると言ったことが知らない内にうやむやで終わってしまっている」等でした。人口問題を官民一体、市民を巻き込んだオール庄原体制といいなながら継続した会議も開かず、批判がでれば、外部人材に人口減対策も預けるという愚行に出る始末。

昨日は、お互いの自己紹介と軽く意見を述べるという程度で散会しましたが、次回からは少しテーマを絞りながら進めたいと考えています。庄原市の人口問題に関する施策の検証も含め、議会と民間で協力できることは協力してやっていき、方向性を示し、最終的にはオール庄原で動き始めることを目指します。