我が身は誰が守る

[ 2021年7月12日(月) ]

昨日は梅雨が上がるのかと思う程の天気だったのだが、昨夜からは一転して雷はなる、大雨は降るで、「大雨警報(土砂災害)」、「土砂災害警戒情報」、「洪水警報」が立て続きに発令され、市内各地に避難所が開設される非常事態となりました。

今回も線状降水帯と思える降り方をしていますが、昨日のブログにも書きましたが、排水が追いつかない程の雨量ですから手の打ちようがありません。今回は島根県県境に近い高野町各地で災害が発生していますが、島根県雲南市は「緊急安全確保」を市内全域に発令したそうです。三次市の神野瀬川(藤兼)水位が氾濫危険水位超過となったそうで、一体化してきています。

水は必ず上から下に流れる訳ですから、下流域には大量の水が押し寄せてきます。三次市のきりり一帯は今も調整池の工事中ですが、大丈夫でしょうか。このまま降り続くと47年水害を思い出します。当時、バイクで作木から羽須美にかけて同級生を訪ねましたが、山が崩落するという様な大規模な災害ではなかった気がします。作木も堤防の決壊だったな。

庄原市の場合、平成30年7月災害の復旧工事が未だに完了できていない状態ですが、未完了個所が多い東城町や西城町は心配です。国は残土処分場の調査を一月以内にする様にと言っていますが、熱海の災害も人災と言われてきています。熱海と庄原市は条件等は違いますが、安全な場所という定義を考える必要があると思います。