無茶苦茶でんがな

[ 2021年6月30日(水) ]

今の日本の現状は、「無茶苦茶でんがな」という言葉で置き換えられるのではなかろうか。その最たるものが、日本国政府の場当たり的コロナ対応です。大企業や大学での集団接種を呼びかけたかと思うと、ワクチン不足で受付停止。

知らない間に東京都議会議員選挙が始まっていた。都民ファースト特別顧問の小池知事が入院していた。東京都のコロナ感染者が増加傾向。オリンピックは何が何でもやると菅総理。国民の最大の関心事は、「いつになったらワクチンが接種できるの」です。ワクチンが届かないから始まり、ワクチンは十分に入ってきますとなり、供給が追いつかなくなりました。

私は既に2回の接種を終えていますから傍観者みたいなことが言えるのかも知れませんが、大都市部に暮らす人々は気が気ではないというか、「政府は何をしている」という不信感が蔓延しているのではないでしょうか。そんな中での東京都議選、それでも勝利する自民党と公明党。さて、衆議院議員選挙の足音も聞こえてきましたが、盛り上がらないこと一番です。

外国からのオリンピック選手が入国した際、陽性者が1名でもいれば集団隔離すると言っていますが、本当にできるのでしょうか?ホストタウンを辞退する自治体も出てきており、まだまだ紆余曲折が予想されますが、「無茶苦茶でんがな」。国から県、県から各市町村へと仕事が降ろされますが、末端の労働者は既に疲弊しています。

世界中で色々な変化が起きていますが、先ずは、コロナを封じ込めることが一番です。