6月議会終わる

[ 2021年6月28日(月) ]

本日、議会運営委員会に追加提出された 議案第113号「庄原市教育委員会教育長の任命の同意について」が上程されました。3月議会で「本人の一身上の都合」で突然取り下げられた任命同意案が、同一人物で再度提案されたのです。

人事案件は市長の専権事項であり、基本的に議会でとやかくいう筋合いのものではありませんが、3月議会は選挙前でもあり、学校の再配置計画が市長選や市議選の争点となる可能性を秘めており、難しい選択が予想されていました。そして、12日本会議前に、木山市長が当時の宇江田議長に撤回請求書を提出したのです。

私が同一人物での再提案があるとの噂を聞いたのは、改選後直ぐでした。「本当だろうか」と思う気持ちと、「やっぱりか」という気持ちが入り混じり、何とも言えぬ心持となりました。しかし既に、一部議員は多数派工作に動き始めており、選挙結果が全てと感じたところです。(これらは全てはやし高正の感じたところを書いたものとご理解下さい)

結論から申し上げると、会派では国利議員以外の3名は任命同意案に賛成しましたが、山内が地盤の国利議員は反対票を投じました。山内が地盤の議員が4名いますが、全員反対されました。結果は、賛成13名、反対6名となりました。どうして私たち3名が賛成したかですが、それぞれが事情を抱えているとしか言えません。私の事情は容易に想像できますよね。

しかし今日の木山市長と反対派議員との質疑を聞いていると、かんぽの郷庄原の問題でもそうですが、「私が責任をもってやります」とどうして言えないのか理解できません。あくまでも、自分は一歩下がってというスタンスが弱気と捉えられます。