かんぽの郷庄原は買います

[ 2021年5月31日(月) ]

今日は11時から、急遽の議員全員協議会が開催されました。5月26日の企画建設常任委員会に提出された資料以外のものが出てくるのかと若干期待していたのですが、壊れたテープレコーダーでした。

私が言い続けているのは、取得を前提においた議論を進めるのではなく、日本郵政とサンヒルズ庄原との折衝等を支援しなさいと中間報告でも強く言っているが、そんな形跡はなく、もう期限がくるから購入しますということばかりに終始する、正に体たらく。何時、誰が、誰と交渉したのか時系列でお知らせいただきたいが、本当に交渉したのか甚だ疑問です。

普通、中古車を購入する時って、細部に亘って点検しますよね。自動車なら先ず、外観、足回り、エンジン、内装の傷み具合とかですね。そして、部品交換が必要なものは交換して貰いますが、エンジンの不具合は最悪ですから、購入は諦めます。かんぽの郷庄原のエンジンって、ボイラーですかね?そのボイラーと繋がっている配管も重要です。

お隣の岡山県高梁市に健康増進施設「朝霧温泉ゆらら」がありました。今月、土地が1.13億円、建物は約6.5千万円で売却されることが決まったそうですが、木質チップによるバイオマス発電所となるそうです。1980年にきびの郷ワンダーランドができ、その跡地にゆららができ、経営不振で閉鎖、再度再開、やっぱり閉鎖となり、場外馬券場誘致は失敗等、迷走を続けた施設です。

何でこんなことを書いているかですが、私たちは税金で購入するということをもっと真剣に考えるべきです。みんなで借金すれば怖くないではありませんが、有利な起債という言葉は、あたかも借金ではないという錯覚に陥ります。行政の最大の問題点は、失敗してもだれも責任を取らないことです。私は一所懸命したけどで、無罪放免となります。