― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年5月6日(木) ]
「これでいいのだ」は、天才バカボンのパパの口癖だが、今の日本の状況をみていると、「これでいいのだろうか」と国民の皆さんに聞いてみたくなる。どうでもオリンピックを開催するみたいだが、それほどIOCは強いの?
連休中にワイドショーを見ていたら、「どうして開催する東京オリンピック」的な論調が多かった様に思います。冒頭書いた、「これでいいのだ」と菅総理は言ってはいないが、どうも自分に言い聞かせている感じはする。東京都の医療体制はコロナ禍で逼迫しているが、オリンピックの為に医師、看護師を手当てしなければならないそうだが、まるで綱渡りだ。
友人の息子はパラリンピックの車いすラグビーのマシンである車いすのメインテナンスをやっているのですが、パラリンピックのアスリートは健常者に比べ感染リスクも高く、このまま開催しても大丈夫だろうかと友人も心配しています。アスリートの皆さんの気持ちも複雑とは思いますが、危険を冒してまでやるべきことなのでしょうか。
変異株が多く見つかる様になり、空港検疫体制の脆弱性が指摘されていますが、時すでに遅しという感じです。頼みの綱はワクチンだけですが、どういう具合か、ドイツと日本にはワクチンが届かない仕組みでもあるのでしょうかと愚痴ってみたくなります。誰一人、「これでいいのだ」とは思っていないはずですが、「これでいいのだろうか」と真剣に考えるべきです。
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