山桜が満開

[ 2010年4月25日(日) ]

我家の裏山にある山桜が満開となっています。県道からは良く見えますので、確認してみてください。よ~く見ると、山桜には何種類かあるみたいです。色も微妙に違っています。ピンクが濃いものや、薄いピンクのものなど、中には白いという感じのものまであります。

ソメイヨシノなどの桜は、「キレイ」という感じでしょうが、在来種の山桜には、憂いのある優雅さが感じられます。つまり、上品な桜ということです。板橋さとやま学びの森にもたくさんの山桜が咲いていますが、濃いピンクのつつじとのコラボが素敵です。つつじは丈が低く、山桜はす~っと背が高いですから、同時に見ることができます。誰が植えたわけでもないのですが、これが自然の力です。

不思議なことに、つつじが縦に一列に花を咲かせている一帯があります。風の流れがあるのかどうか知りませんが、定規を当てた様にキレイな一列なんですね。昨夜は、自治振興区の役員研修会があり、七塚の西村理事長が講演してくださったのですが、板橋さとやま学びの森の活用方法を何通りかお話し下さいました。その中に、手をかけない山の整備というのがありました。

自然の力に任せることが大切だといわれるのです。手をかけ過ぎると山の植生までもが変わったしまい、山ではなくなるのだと。だから、なるべく他所から苗を持って来て植えるということはしてはいけないとも。山には山に適した品種が植わっているのであり、山には山に住む動物もいるのだとも言われました。そして、山は子どもたちを育ててくれる広大なフィールドともおっしゃいました。

本やインターネットから学ぶことが出来ないことが自然の山の中には沢山あります。これから暫くは、山の中が気持ちいい季節になってきます。私の家から500メートルほどの池の近くに、「板橋さとやま学びの森」がありますので、案内看板に従って上ってみてください。車で来れます。