やっとブログの更新です

[ 2021年3月10日(水) ]

議会も残すところ1日となりました。昨日の予算決算委員会に、地域政党きずな庄原議員団の山田聖三議員が「令和3年度庄原市一般会計予算に対する修正案」を提案しましたので、私も修正案に賛成の立場で討論を行いました

修正案は、いざなみ街道物語推進事業「比婆いざなみ街道マラニック大会」予算2,420千円と比婆牛発信プロジェクト事業の「比婆牛広告料」5,814千円の計8,234千円を削除するというものでした。マラニック大会については昨年も減額修正案を提案しましたが、可決とはなりませんでしたが、今年は何とか賛同者が増えて可決となりました。しかし、12日の本会議最終日の採決が本番です。

どうしてこうなったかですが、話せば長くなりますが、いざなみ街道物語が目指すところは、定住促進や地域振興だったものが、高野の道の駅から比和・西城を経由して東城インターまでをいざなみ街道と命名しておきながら、令和2年度は帝釈峡から神石高原町のスコラ高原を巡回するコースとなっていたのです。コロナ禍により中止となりましたが、庄原市民の税金を神石に持っていくという全く理解できないことを行おうとしていたのです。令和3年度は、予算は示されていますが、事業内容は全く何も決まっておらず、これから考えるという杜撰なものでした。

比婆牛広告料については、地元でも買えない、食べれない比婆牛(絶対数が足りない)をどうして市外でPRする必要があるのか。それよりか、肉になるまで5年を要することを考えると、比婆牛を増やす方策に対してお金をつけるべきというのが私たちの考えです。これまで広島牛を育ててこられた畜産農家が比婆牛にシフトしない理由は何か、そんなところが解決できなければ比婆牛は増えません。

私はブランディングについて私の考え方を討論の中で話しましたが、ブランドは一朝一夕にはできないということです。ましてや現在の技術を駆使すれば肉質が均一なものが生産できる訳で、全世界で2%の人たちを対象に車づくりを進めているマツダの例もお話しましたが、ターゲットを絞ったブランディング戦略が必要です。