神石でバイオマス発電建設

[ 2021年2月9日(火) ]

今朝の中国新聞に、「バイオマス発電建設へ連携協定」という見出しで、神石高原町内に木質チップをガス化して発電する発電所を建設するという、私が夢にまでみていた木質ガス化による発電所がいよいよ2024年度に運転開始となります。

入江町長にも何度も提案していたのですが、問題は事業者が現れないことだったのです。今回は、常石グループのツネイシグリーンエナジーと神石高原町内で宿泊施設等を運営している神石高原リゾートと神石町の3社で原料確保や災害時の支援で連携する協定を結ばれたのです。今回の発電所の出力は800㌗ですが、これが大正解なんですね!

私が提案し続けている、「山の中に小さな発電所」に正にピッタリなサイズです。実は、西城町三坂にある猫山スキー場も常石グループなのですが、三坂にある豊富な森林資源を活用した産業興しについて相談があり、木質バイオマス発電+熱利用によるトマトやイチゴの栽培の提案をさせていただき、群馬県上野村のペレットガス化発電+菌床椎茸栽培の視察を強く要請しました。

書けば長くなるので割愛しますが、24時間自動運転や機械のことを考えると木質チップではなくペレットに軍配があがります。ドイツでも木質チップのガス化は発展途上であり安定化が問題なんです。しかし、素晴らしい!前町長の牧野さんの時代から提案していた事業が一気に前進したのは、ツネイシグリーンエナジーの先見性にあることは間違いありません。

記事に、「県内での展開を今後目指す」という一文がありますが、これも素晴らしい!次は恐らく、西城三坂ではないでしょうか。