― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年2月3日(水) ]
今朝の中国新聞県北版に、「『な・み・か』申請5割止まり」という記事がありました。新型コロナウィルス禍に対応した消費喚起策として全市民に配布するキャッシュレス決済カード「いざなみカード」の発送が始まりましたが、思いの外、苦戦みたいです。
商工観光課の足羽課長のコメント、「届いた書類が何か分からず誤って捨ててしまう方もいると聞く」には驚きましたね。政府の給付金10万円に比べると十分の一の1万円ではありますが、個人口座に振り込みではなくカードに入金されているものを使うということが市民には理解できないということではないでしょうか。
ある人は、「Aコープで美味い肉を1万円買ってたべる」と言われたので、「1万円が無くなったらお金をチャージして使いますか」と聞くと、「Aコープのカードがあるから、もう使わん」とおっしゃいました。これは最悪な例かも知れませんが、案外、こんな人が多いのかも知れません。私も「いざなみカード」の仕組みがスラスラ説明できなかったことを反省しています。
私の勉強不足もあり「いざなみカード」事業を議論もなく通してしまったことを悔やんでいますが、「時すでに遅し」です。若い世代の人たちはカードに慣れているし、最初から1万円が入っている訳ですから歓迎だったそうです。興味がなかったのは、やはり高齢者の人たちみたいです。買い物に行かない人が殆どですからね。
今回の教訓、「急いては事を仕損じる」でした。
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