休暇村 帝釈峡

[ 2007年9月20日(木) ]

昨夜は異業種勉強会で「休暇村 帝釈峡」にお邪魔しました。私の頭の中では、国民宿舎と休暇村は同じかなというものだったのですが、経営は全くの別物でした。(近年まで、国民休暇村と表現していたので)

全国に36ヶ所、休暇村があるそうです。広島県には大久野島・吾妻山・帝釈峡と3ヶ所あり、県内に3ヶ所というのは広島県だけです。休暇村は原則、誘致ということだそうですから、政治的に強いものがあったのではないでしょうか。特に吾妻山は客室数も17と一番少なく、宿泊定員も僅か53名となっていますから、無理して作ったのかなと私は感じました。

休暇村は国立公園内、国定公園内にしかありません。ですから、国が管轄して経営も天下りがやっているのかなと思っていましたが、財団法人ですが、完全に独立した経営体で行っておられるそうです。固定資産税などもちゃんと市町村に支払っているという説明でした。そうは言いながら、トップとその下の常務理事3名は天下りだそうで、4年ごとに交代しているようです。管轄は、環境省ということでした。

私は久しぶりに帝釈峡の休暇村を訪れたのですが、3年前に全館リニューアルをされたそうで、全く別物になっていました。昨日は丁度、大学のテニス部の合宿が入っており大変賑やかでした。施設には、体育館やテニスコート、プールなども整備されているので、合宿もできるのだそうです。周りには何もありませんが、合宿などには最適な場所だと思います。

お料理も大変美味しかったですよ。皆さんも一度「休暇村 帝釈峡」に足を運んでみてください。