菅さん、持たないかも?

[ 2021年1月25日(月) ]

お昼のNHKニュースを見ていたら菅総理が答弁する映像がでましたが、やつれたという印象を受けました。官房長官時代の歯切れはなく、原稿の読み間違いを何度も指摘されていることから、答弁というよりも子供の朗読に近いものを感じました。

頭髪は益々薄くなり、見る影もないとまでは言いませんが、持たないのではないかと心配になりました。質問の殆どはワクチンに関するものですから、それほど答弁に苦労するとは思えないのですが、下手に河野太郎さんをワクチン大臣に指名したことが裏目にでているのかも知れません。このままでは、コロナ自滅内閣になる雰囲気を十分に感じます。

「質問取り」が官僚の長時間労働を助長していると言われている問題ですが、今国会から3蜜を避ける意味から対面形式の「質問取り」をできる限り自粛することで与野党が合意しました。そのことが今回の菅総理の棒読み答弁になっているとは思いませんが、答弁の精度が落ちているのかも知れません。国会議員の先生たちはリモートでの「質問取り」は不得手でしょうからね。

一般の会社には7割出社を控えてなんて言いながら、国会はいつもの様に開会するのはおかしいという意見があります。国会議員の感染者も徐々に増えてきており、自分たちもリモートで議論したらどうでしょう。国会でクラスター発生となった場合の想定はあるのでしょうか。リモートによる議決を可とする法整備も必要かも?

自分ごとですが、4月の選挙がどうなるのかと心配で仕方ありません。ワクチン接種で医療機関と役所の関係者は選挙どころではなくなりますし、第一、接種を受ける一般市民の移動も大変です。3週間以内に2回目の接種となれば、不安です。政府はワクチンは確保するから接種の諸準備は各自治体でやりなさいですからね。